全宛先が公開された状態でメール送信

Yahoo!ニュースで『北海道新聞社がセミナー当選者86人に誤って全宛先が表示された状態でメールを送信』がニュースになっています。

 北海道新聞社が開催するセミナーの応募者86人に対し、メールアドレスを表示したまま抽選結果を知らせるメールを送ったとして、応募者らに謝罪しました。本来bccに記載して非表示のかたちで送信すべきところを、誤って宛先に記入したということです。

 私たちは日常生活で様々な判断を繰り返しています。判断のプロセスは複数の選択肢を考え、その中から比較検討し最適な選択をします。対象となる分野に無知な人は選択肢に偏りが出るため、補完する努力をお勧めします。

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 当該企業が複数人にメール送信する際、本来は宛先をbccに入れるところを、誤って宛先に入れたため、受信者には全員のメールアドレスが表示された状況になったようです。

 宛先は「to:」「cc:」「bcc:」の3種類が指定出来ます。

  • 「to:」:送信する宛先
  • 「cc:」:カーボンコピーの略で関係者など
  • 「bcc:」:ブラインドカーボンコピーの略で関係者にも非表示

 今回のように相互に関係性が無いときは、「bcc:」で送れば良いと言うことです。おそらくメール送信者は理解していると思いますが、何かの拍子で「to:」に宛先を設定してしまった。

 メールは手軽さ故に送信ミスのリスクはありえると思います。「後戻り出来ない」操作の前に、チェック工程を入れると良いでしょう。

 Start~Endを1つの業務とした時に、「後戻り出来ない」操作や作業が無いかフロー図などで可視化することをお勧めします。幾つもの作業工程にチェック工程を挟むと、時間がかかるため、効率化の方策の1つです。

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