パナソニック、社内問い合わせ向けAIチャットボット「WisTalk」がChatGPTと連携

Yahoo!ニュースで『パナソニック、社内問い合わせ向けAIチャットボット「WisTalk」がChatGPTと連携』がニュースになっています。

 パナソニック ソリューションテクノロジーは同社が提供するAIチャットボット「WisTalk」が「ChatGPT」と連携を開始したことを発表した。WisTalkは社内や顧客、代理店営業からの問い合わせ対応向けのAIチャットボット。チャットボットのQ&A登録やメンテナンスにかかる工数を減らしたいという管理者からの声が多かったことから、今回、ChatGPTとの連携を開始した。

 私たちは日常生活で様々な判断を繰り返しています。判断のプロセスは複数の選択肢を考え、その中から比較検討し最適な選択をします。対象となる分野に無知な人は選択肢に偏りが出るため、補完する努力をお勧めします。

 当サイトは判断力の向上に必要な要素として、「多角的視点」「Inputした情報の見極め方」「情報の有効活用」などの要素を盛り込んでいます。そのため、ジャンルは定めていません。詳細は「Judgement サイトの使い方」をご覧下さい。

 早々と話題の「ChatGPT」との連携を開始しましたね。一昔前までは、メールや電話の問い合わせに対して、担当者が一件ずつ回答するため工数が掛かります。チャットボットはロボットが回答してくれるため、回答の手間が削減できる点で便利なツールです。

 チャットボットは予めQ&Aデータを用意しておき、投入された質問に近いデータを表示させる仕組みです。つまり、Q&Aデータの用意は人間が行うため、メンテナンスの手間が驚くほど掛かります。直接対話をしていないだけで、管理する側の工数はそれほど削減される訳ではありません。

 「ChatGPT」は文章を生成することに長けており、Q&Aデータを作り出してくれるでしょう。もちろん最終的には人間が文章の査閲をするため、完全に手放しとはなりませんが、手間は大幅に削減できるでしょう。「ChatGPT」の利用はリスク面が騒がれていますが、情報漏洩に該当しない部分から着手する方向性とスピード感は、国内では素晴らしいですね。

How to VTeM(可視化メソッド)

 業務中の手間を発見するには、手順をフローチャート化すると良いでしょう。これにより手順が可視化できるため、曖昧な点が見えたり負荷が掛かっているポイントが浮き彫りになる可能性があります。ここまで来れば、改善に向けた要因分析は比較的容易になります。

 「VTeM(可視化メソッド)」は、情報やデータを視覚的に表現することで、多角的な視点で物事を判断することを目的とした手法です。私たち人間は過去の経験やその時の状況により、誤った判断や非合理的な行動をする側面を持っています。可視化メソッドを用いることで、思考の偏りを補正すると共に、複数の視点からデータを分析し、結果を視覚的に表現することができます。

 可視化は強力な型(フレームワーク)が多数存在しています。これらの作成が主目的ではなく、「可視化」された物をベースに次の打ち手に移行するためです。詳細は「基本的な可視化パターン」をご覧下さい。

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