横須賀市がChatGPTを業務に試験導入

Yahoo!ニュースで『全国初チャットGPTを試験導入 横須賀市、自治体向けツール連携』がニュースになっています。

 神奈川県横須賀市は18日、対話型人工知能(AI)「ChatGPT」を20日から業務に試験導入すると発表した。市職員が既に業務で使用している自治体向けのビジネスチャットツール「LoGoチャット」とChatGPTを連携させ、市民への広報文作成や議事録の要約、誤字脱字チェック、新規事業アイデアの創出といった活用を想定している。

 私たちは日常生活で様々な判断を繰り返しています。判断のプロセスは複数の選択肢を考え、その中から比較検討し最適な選択をします。対象となる分野に無知な人は選択肢に偏りが出るため、補完する努力をお勧めします。

 当サイトは判断力の向上に必要な要素として、「多角的視点」「Inputした情報の見極め方」「情報の有効活用」などの要素を盛り込んでいます。そのため、ジャンルは定めていません。詳細は「Judgement サイトの使い方」をご覧下さい。

 「ChatGPT」は相変わらず話題の渦中で、存在の良し悪しなどテレビや雑誌で騒がれています。特にお役所関係は否定的な印象があると感じます。

 その状況のなか、横須賀市が試験導入ですがChatGPTとの連携をすると発表しました。気になる使い方ですが、書類の文章要約や誤字脱字チェック、アイデア出しと言うもの。文章生成か得意なChatGPTが活躍するシーンであり、よくぞ導入を決断したと思います。

 膨大な量の文章を1から10まで確認するより、ChatGPTに任せれば誤字脱字チェックは即時に実施してくれる。もちろん最終的には人間の査閲が必要なため、完全自動化と言う訳ではありません。お役所の性質上、「重要情報が漏れたら」と考える人もいますが、全ては使い方次第です。

How to VTeM(可視化メソッド)

 誤字脱字が内容を理解せず、世の中の声を元にコメントしている姿は滑稽です。人工知能がどのような役割か浅知恵で語れる物ではありません。ChatGPTはIPO理論で言うと質問を投入(Input)して、回答を返す(Output)と言うシンプルな物ですが、中身の動き(Process)が捉えられないため、危うい存在と感じているのではないでしょうか。

 「VTeM(可視化メソッド)」は、情報やデータを視覚的に表現することで、多角的な視点で物事を判断することを目的とした手法です。私たち人間は過去の経験やその時の状況により、誤った判断や非合理的な行動をする側面を持っています。可視化メソッドを用いることで、思考の偏りを補正すると共に、複数の視点からデータを分析し、結果を視覚的に表現することができます。

 可視化は強力な型(フレームワーク)が多数存在しています。これらの作成が主目的ではなく、「可視化」された物をベースに次の打ち手に移行するためです。詳細は「基本的な可視化パターン」をご覧下さい。

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